座談会
昨日は小説『流』で直木賞を、受賞した東山彰良さんの講演会&座談会に参加してきました。
「作家になるまで」と題されたスピーチは、内容が秀逸であるのもさることながら、声質が素敵で心地よかったです。
話の間とか、言葉の選び方とか、本当に素敵な方でした。
座談会でも映画の脚本のお仕事もされている東山さんならではの映像についてのお話もあり、興味深く聞きました。
小説を映像にすると失われてしまうのは小説にとって非常に重要な「文体」であり、残るのは「物語」だけ。小説では映像におもねらず、小説にしかできないことをしないと、とおっしゃっていたのが印象に残りました。
先日『流』を図書館に寄付してしまったので、サインがもらえないと思っていたら、その場で友達から東山さんの新刊エッセイを頂き、無事にサインも頂くことができました。
私の大きなお腹を見て、「恭喜」とメッセージも書いてくださいました!